ビッグクラス 優勝は大阪府立登美丘高校。おめでとうございます。大会2連覇でした。そのダンスを現場で観て、パシフィコで観て、さすがやな、と思います。そのダンスの作品の多層的な攻め、観客を引き込み魅了するその2分半は圧巻そのものです。

今年もまた、参りました、と言わざるを得ません。めっちゃ練習してるやろうに今年はその練習量さえ観る者には感じさせないほどの練り込み作り込み入り込みの怒涛のパフォーマンス。完全にひとつのワールドを形成していて観客を楽しませるというダンスの本質を徹底しているのだ、と感嘆するしかないな。

準優勝、同志社香里さん。一条とは合同練習や大会を通じて交流があり選手同士も仲良くさせていただいているようです。生徒さんたちは一条の顧問を見かけると笑顔で挨拶をしてくれます。また同志社香里の顧問の先生とも互いに互いをねぎらったりしながら親しくさせていただいております。

貫録の準優勝、この作品、かなりすごいな、これはすごい、おおお、と作品を観ながらぶつぶつ言ってしまうほどの秀逸な作品です。同志社香里高校。毎年、全国で優勝を争うその基本姿勢が、その気概がまったくすばらしいし、一条も負けてられんという気持ちにさせられます。

そして同志社から堺西、久米田、東百舌鳥、と続いた大会後半の演技。大阪府立のこの3校ともまことに素晴らしい。このあたりから大会の様相が一変した印象があります。優勝しか眼中にない、そんな風圧をバンバンと感じました。

いやはやなんというか登美丘を含めて大阪のこのエリアのダンス熱は尋常ならざるものがあります。文化が根づいてるんやろな。堺とか岸和田とかやね。

優秀校はこの堺西、久米田、東百舌鳥の3校に加えてこれも大阪の古豪で名門今宮高校と高校ダンス部のストリートダンスを長年牽引し続ける北九州市立高校。そして奈良の一条高校です。まとめるとベスト8には大阪6校に北九州と一条。

大会の審査発表があり、校名が呼ばれて舞台で表彰される一条とその隣に北九州の生徒たち。舞台上で一条と北九州が並んでいたので少し感動しました。

北九州のダンスはやはりカッコイイ。ここだけは何か違うな。

それから西の高校に受賞が集中しましたが、東の群馬県立安中総合学園はすごかった。優勝かも、と思いました。個人的にはそれくらいよかったです。あれはすごい。マジでヤバイ。

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